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コラム 5回目
島さんとテレサの恋愛を何かに例えるとしたら・・・私は『炭火のような恋』と答えます。
以前チャットでもお話した事があるんですが今、当時を思い返してみてもやっぱり同じ答えになると想います。
『炭火』って一気に燃え上がることはないけれども・・・
消えそうで消えずにずっと密かに燃え続けている・・・そんなイメージを持ってます。
たまに灰の中から掘り起こさないと消えちゃいそうになるのが難点ですが(笑)
表面的に見ればガスバーナーの火や蝋燭の灯りのように目に見えて炎を上げているわけではないですし、半ば消えかかっているようにも見えます。
だけど炭火にあたっていると芯から身体が温かくなっていくのがよく分かります。
ほんとうにじんわりとゆっくり内側から暖めてくれるような・・・
そんな温かみのある灯火・・・
炭火はそんな感じがします。
派手な炎(言い換えれば相手に直接的に「愛している!」って言っちゃうようなストレートな物言い)や一気に燃え上がって、そのまま燃え尽きてしまうような火ではなく、少しずつ少しずつ相手に対して温かさを伝えていきながら、いつの間にか相手冷えた身体や心までもを丸ごと受け容れて包み込んでくれるような・・・
そんな温もりを炭火はいつもいつでも内包しているような気がします。
炭火自体は自分で火を起こすことはできません。
外から手を施してあげないと燃え続けることはできません。
その役割を担っている(というか火が燃え続ける手助けをしている?)のが古代君であったり、雪さんであったり、はたまた佐渡先生や守兄さんだったりするわけです。幣サイトのお話の中では。
炭火がずっと静かに燃え続けていることで・・・
炭火自体も、そして周りの人たちをもその柔らかい温かさで包み込みながら幸せへと導いていく・・・
そんなイメージを島さんとテレサの二人に託しながら、お話を書いてきました。
そしてこれからも書き続けたいと想ってます。
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