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秋の光の中で

2003年9月2日サイト初掲載作品

吹き渡る風の中に

微かに入り混じる夏の名残

立ち止まる季節の背中を

そっと後押しするような忍び寄る秋の気配は

密かにじんわりと微妙な色合いを

そこかしこに滲ませながら佇み始めていた。

幾重にも重なり合う木々の葉の隙間から

漏れ落ちる光の雫は

七色の光の万華鏡となって降り注ぎ

一瞬たりとも同じ光の色合いを見せることなく、

様々な光の形を瞳の中に映しこんでは

時の破片を心に・・・そして身体に刻み込む。


柔らかい・・・それでいて透き通った秋の陽光は・・・

まるで君を・・・

君を想わせる様で・・・

眩しい光を見つめ続けられずに僕は思わず手を翳した。


煌く光を吸い込みながら透かした手の・・・

この手の中を・・・

この身体の中を流れる血潮の中に・・・

君の血が流れているんだね・・・。

この身体の中に君の命が生き続けているんだね、テレサ・・・。

どんなに時を経ても色褪せることない想い出に包まれながら

過ぎていく毎日。

・・・いや、違う!

想い出なんかじゃなく、

俺の体の中で・・・

今もずっと君の命が生き続けているって分かるから・・・

いつも一緒に・・・

君と一緒に生きているって分かるから・・・

君と分かち合ったあの日の想いは・・・

あの日の出来事は・・・

想い出ではなくて・・・


今も僕の心の中で生き続ける永遠の真実。


君を愛し・・・僕の中の君と一緒に生き続けようと願う・・・

永遠に変わらぬ・・・

僕の真実!

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