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コラム 一回目

島さんとテレサについてのコラム 一回目

★☆★島さんとテレサのこと(2003.7.4)★☆★

1・出会いときっかけ

私がこの二人に出会ったのは小学校高学年頃のことでした。
丁度その頃に『新・サイボーグ009』の009と003に夢中になっていたのと同時期に島さんとテレサのふたりの切ない恋が放送されていて・・・
幼心にとっても感動したのを覚えいています。
そしてその想いはいつの間にか心の奥に封印されたまま年月が過ぎていきました。
そして今年(2003年)の3月にファ○リー劇場でこの二人に再会することが出来ました。

・・・涙が溢れました。
・・・切なくて言葉が出ませんでした。
・・・二人の姿を見る度に胸が締め付けられる自分に気が付きました。

あの当時とは比べ物にならないほど、二人の姿に感動している自分に気が付きました。
・・・そして自分の二人に対する想いを書き綴ってみたいという衝動は日々強くなるばかりで
・・・気が付いたらお話を書いていました。

二人のことについてはまだまだ知らないことも多く、昔からのファンのみなさんにとっては取るに足らない話や個人的な思い入れなどを書いているので、失笑を買ったり、ご立腹されることもあるかもしれませんが、私なりの二人に対する真摯な気持を受け止めていただけたら幸いです。


2.『きっかけ』となる言葉

現在別館にてUPしている唯一の話がヤマト2の第15話をモチーフにした『とまどい』です。
この回は島さんとテレサが初めて対面する話です。この回を契機に二人の気持が徐々に深まっていく話だと個人的に思ってます。
何回も何回もビデオをコマ送りしながら見直して気が付いたことがありました。
それは島さんがテレサに言った台詞の中の

『僕は君を見殺しになんかできない!』

という台詞です。
この台詞の後、テレサは固く閉じていた瞼を一瞬だけ開きます。
たぶんテレサはその言葉を聞いて『何か』を感じたのではないだろうか?と思いました。
テレサという人はテレザートの内紛に深く悲しみ、ただひたすら祈り続けます。
しかしその『祈り』の中に彼女が自分でも予期しなかった力が発動してテレザート星を崩壊させてしまいました。
言葉は悪いですが、彼女に全く罪の意識はなくても(というより彼女はテレザート星が元の平和な星に戻ってほしいと心の底から祈り続けていただけで、その願いはきわめてピュアで穢れない心の発動でした)結果的に多くの人の命を見殺しにしてしまいました。
その彼女の深い悲しみを思うと、どんな言葉を掛けても彼女の心は救われなかったでしょう。
また彼女自身もまた『自分』という存在がなければ、テレザートは一気に崩壊(おそらく彼女が祈らなくても近い将来テレザートは自滅の途を辿っていたのかもしれませんが)しなかったはずと思っているのだろうと思います。
つまり彼女は生きながらにして『自分』という存在を一切認めず、生きている資格がないのだと『自分』を否定しながら毎日を過ごしていたのだろうと想像します。
そんな彼女が島さんと出会い、島さんから掛けられた言葉によって、生きていてもどうしようもないと頑なに思い続けていた
『自分』を心配してくれる人の存在に気が付いたとき、心が揺れたのだと思います。
島さんという人間が『自分』に対して生半可な気持で出会ったばかりの人間に『見殺しになんか出来ない!』という台詞を話す男性ではないとテレサも思っていたはずです。
だから彼女の気持がこのとき島さんに対して
大きく傾いたのではないか?と私は思っています。


3.島さんの気持

ヤマト2はテレサがその命と引き換えに地球とヤマトを救い、終わりました。
テレサに輸血してもらい、生き返った島さんの気持を思うと胸が詰まります。
現在本館にUPしているヤマト2直後の島さんの話は、私なりの思いを込めて書き上げました。
島さんのファンの方から見れば、島さんに一生テレサの面影を抱き続けて人生を過ごさせるのは可哀相との意見もあるかもしれませんが、一つの可能性として受け流していただければ幸いです。
この話を書くにあたり、私なりに島さんの気持を考えてみました。
確かにテレサは亡くなってしまったけれど、島さんの身体の中で生き続けているのです。
それは確かな事実です。
端から見ればいつまでもテレサの思い出を引き摺りながら生きていかなくてはならないように見える島さんを不憫に思うかもしれません。
でもそれは島さん本人ではないからそう思うのであって、もし島さん本人がテレサを生涯愛し続けることを決めたのなら・・・
それは島さんにとって幸せなことではないかと思うのです。
島さんにとってテレサを愛し続けることは自分の中の前向きで肯定的な想いであることに違いは無く、それを第三者が「島がずっとテレサを想い続けているのは可哀相」と想うのは島さんにとって本当は迷惑じゃないのかな?(←暴言すみません)と想ってます。

テレサを一生愛し続けることが僕の中の真実

だと島さんが想っているのなら、それこそがテレサに対する島さんの本当の愛であると私は想います。
島さんに「テレサをずっと想い続けろ!」と強制しているのではありません。
あくまでも島さん自身がこれからどう生きて、どう彼女を想い続けるのかが島さんにとっての真実の発露ではないのかと想うのです。
 

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