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島さんとテレサ Part2

コラム 2回目


コラムの1でテレサの気持を解き解すきっかけとなった島さんの台詞は

『僕は君を見殺しなんかにできない!』

という台詞であるのでは?と述べましたが、今回は台詞ではなく島さんのどういう態度や仕草がテレサの頑なな心を解いていったのか考えてみました。

・・・何回も何回も15話でのテレサと島さんのシーンを繰り返し見ました。
島さんは古代君たちと一緒にテレザリアムに留まっているころからテレサに対して
そっと歩み寄ったり、テレザートに留まるという彼女に対して促すような仕草をしたり
(↑こう書くとイヤラシサ全開ですがきっと島さんには大意は無かったはずだと思います・・・いえ、百歩譲って大意は無かったと思いたいです(汗)、去り際の握手を求めたり(←多分これは有益な情報を齎してくれたテレサに対してあくまでも社交儀礼的な挨拶代わりの握手でしょう;;;))していますが
それはヤマトを代表して彼女と交信を続けていたからであると思います。テレサもそれは承知していたと
思いますし、また島さんではなくて例えば他の乗組員がテレサと一対一で交信していたのならそういう行動をとることもあるだろうと考えられます。(だんだん弁護が苦しくなってきた(汗))


そんな中で私が注目したシーンはテレサに乞われてテレザリアムに只一人残った島さんが、彼女を取り巻く状況や今後ヤマトや白色彗星に対する彼女の立場の説明を直接彼女から聞き終わった後で

『ヤマトへ一緒に行きましょう!そしてみんなと一緒に考えましょう!』と
跪いている彼女に対して自分も同じように跪いて彼女と同じ目線で話しかけたシーン(このときテレサは瞼を閉じていますが)が心に残りました。

彼女と視線を合わせるようにして島さんが跪いたことは、彼が彼女を心から理解しようとした一番最初の仕草なんだと思います。
おそらく島さんは無意識(たぶん彼女をテレザートから脱出させたいと願ったただそれだけの気持でしょう。その後すぐにテレサからその提言を拒まれ、あっさりと表面上は納得していましたから)の行動だったのだと思います。
でもテレサは自分のことを理解してくれようとした島さんの行動にハッとなったはずです。

目線を合わせる・・・簡単なようでいて、実はコミュニケーションを図る上では一番重要な¥ことではないかと思います。
それは相手の立場に立って考えようと思う真摯な気持の表れに他ならないからです。

おそらくテレサは島さんがどういう人なのかを自分の目で確かめたかったのだと思います。
古代君たちと一緒の席で彼の人となりを判断するのではなく、テレザリアムに二人だけで残り、自分の生い立ちや境遇などを包み隠さず話すことによって、その後彼が自分に対してどういう態度を示すかを試したかったのかもしれないと。
島さんはヤマトの乗組員であるという姿勢を一切崩しませんでしたが(当たり前ですが)、その一方で、テレサに対して自分なりに彼女の気持を分かってあげたいという気持の一端が、あの彼女と同じ視線になるように跪くという姿勢に表れていたのだと思います。
そしてテレサは通信を通してだけではない、実際に目の前で自分に対して示してくれた島さんの真心に心が解けていったのだと思います。


・・・今回は意味不明・支離滅裂なコラムとなってしまいましたが(汗)
たとえ僅かでも何かを感じ取っていただければ幸いです。

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